0480-22-7865
[診療時間]9:00〜12:00/14:00〜18:00 休診:木曜・日曜・祝日
重度の歯周病やむし歯、根尖病変などで抜歯が必要になる場合があります。 しかし、ご自身の歯は極力抜かないようにしたいのは当然のことです。 当院では、さまざまな手法を用いて可能な限り抜歯を避ける治療を行っています。
歯周病が進行すると、歯が揺れて抜歯が必要になることがあります。歯石などの起炎物質を除去することが必要ですが、歯周ポケットが深い場合は治療が難しくなることがあります。当院ではフラップ手術や歯周組織再生療法を併用し、歯の長期保存を目指します。
再植術は、外傷や事故で抜けた歯、または治療で効果が出なかった歯を一度抜き、処置を施した後に元の位置へ戻す手法です。 歯の根の部分に大きな病巣があったり、根の周囲にバイオフィルムという特殊な菌の巣が形成されている場合、通常の根の治療では治らないことがあります。 そのような場合、抜歯を第一選択とせず、一度わざと歯を抜き、感染した部分や病巣を取り除いた後、元の位置に戻します。
根の先の病巣が大きい場合や、根の周りにバイオフィルムが形成されている場合、通常の根の治療だけでは治癒しないことがあります。 その場合、歯肉を開き、根の先の病巣を直接除去した後、根の先端に薬剤を詰めて治療します。 この処置は、ブリッジなどの土台となっている被せ物を外せない場合にも応用が可能です。 再植術と目的は似ていますが、適応症が異なるため、症例に応じて適切な方法を選択します。
虫歯が骨面よりも下まで進行すると、歯を残すことが困難になります。 この場合、周囲の骨を削ってむし歯を骨面より上に出す方法や、歯を挺出させる方法で歯を保存します。